スマホで日本株を始めようとすると、比較サイトでは「手数料無料」の文言が並びやすいです。ただ無料の中身はサービスごとに違い、1注文ごとの料率なのか、1日の合計約定で決まるのかを読み違えると、自分の想定と合わないことがあります。この記事は、申込前に「1日の約定代金合計」で手数料を読む手順を決め、松井証券の公式案内(ボックスレートとNISAの別体系)を確認する順番を整理します。投資助言ではなく、条件確認のためのガイドです。利益や元本を保証するものでもありません。
「1注文ごと」だと思いやすい理由
手数料の話は短く書かれがちで、計算単位が抜け落ちやすいです。
手数料表で止まりやすいところ
無料の文言だけが先に目に入る
対象がNISAか通常の現物か、年齢条件があるかまで見ないと、自分の取引とズレます
1回の注文金額だけで想像してしまう
1日に何回かに分けて買うと、合計の見方が変わる場合があります
NISAと通常口座を同じ表だと思いやすい
同じ日本株でも、口座の種類で別の手数料体系になることがあります
損の話が後回しになる
手数料が安くても、株価の変動で損失が出る前提は別に確認が必要です
先に決めるのは「いちばん安そうな会社名」ではなく、自分の1日の売買イメージと、手数料表の計算単位の読み方です。
一日の約定代金で手数料を読む手順
申込フォームを開く前に、次を自分で埋めてください。
手数料表を開く前に書くこと
- 1
最初に触る取引を1行で書く
例: スマホで日本株の現物を少しずつ買う。信用や先物は今は対象外、など。触らないものは比較から外して構いません
- 2
1日に動かしそうな金額の上限を書く
1回の注文額ではなく、その日に約定しそうな合計の目安です。ざっくりでよいので、先に数字を置きます
- 3
NISAで買うか、通常の課税口座かを決める
同じ銘柄でも手数料の見方が分かれることがあります。迷うなら公式のNISA案内と通常の現物手数料を両方開く前提にします
- 4
失ってよい金額の上限を先に書く
株価の変動で損失が出ます。入金する上限と、合わなかったときの止め方を自分の言葉で書いておきます
読み方の目安
1日の約定が比較的小さめの現物取引を想定するなら、「1日の合計で手数料が決まる表」があるかを先に見ると迷いが減りやすいです。NISA成長投資枠やつみたてで売買手数料が別体系の案内があるなら、通常の現物表と並べて確認してください。
ボックスレートで見るなら松井証券
松井証券は、株式・投資信託・米国株・先物・FXなど複数の投資サービスを扱うネット証券です。上の手順で「1日の約定代金合計で手数料を読む」となったあとに、日本株の現物をスマホ中心で確認する用途と相性がよいです。公式サイト(matsui.co.jp・2026年8月8日確認)の要点は次のとおりです。
松井証券で先に見る手数料の切り口
現物は1日の約定代金合計で決まる案内
インターネット経由の現物取引(および制度・無期限・短期の信用取引)では、取引所とPTSを合わせた1日の約定代金合計で手数料が決まる「ボックスレート」の案内です。1日の合計が一定の範囲なら、回数にかかわらず定額との説明です。
合計50万円までなら0円の案内(26歳以上)
1日の約定代金合計が50万円までなら0円、100万円までなら税込1,100円、その後は100万円増えるごとに税込1,100円加算、1億円超は税込110,000円が上限との案内です。途中の余力拘束など、画面表示の細部は公式の手数料ページを基準にしてください。
25歳以下はボックスレートが無料の案内
25歳以下(未成年含む)は、26歳になる月の最終営業日取引分までボックスレート手数料が無料との案内です。PTSのナイトタイム・セッションは翌営業日扱いになるため、最終営業日のナイトタイムは対象外との注記があります。
NISAの日本株・米国株・投信は売買手数料0円の案内
NISAでは、制度が続く限り、日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料との案内です。通常のボックスレートとは別体系です。NISAでの日本株購入時の一日約定代金合計の上限など、別注記があるため公式のNISA手数料案内を合わせて見てください。
アプリ・手続き・サポートで見る点
日本株アプリで情報から売買まで
情報収集、入出金、売買、四季報などを一つのスマホアプリに揃える案内です。見やすさは人によるので、公式のアプリ紹介で画面構成を確認してください。
口座開設・維持・入出金は無料の案内
口座開設費、口座維持費、入出金手数料が無料との案内があります。株式や投資信託の移管手数料も当社負担の案内です。取引ごとの手数料や必要経費は別にかかる場合があります。
開設は3ステップ。eKYCなら最短即日の案内
お客様情報の登録、必要書類と顔写真の撮影・アップロード、取引暗証番号とパスワードの設定、という流れです。スマホのeKYCを使わない場合は、パスワード等が郵送になり数日かかるとの注記があります。本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。
相談窓口や学習コンテンツもある
株の取引相談窓口や、投資情報メディア「マネーサテライト」などの案内があります。使い方や受付時間は公式の各ページを基準にしてください。
手数料とサービスの見え方(公式・2026年8月8日確認)。最終判断は公式の最新表示を基準にしてください。
公式手数料案内の要約(2026年8月8日確認)。最新表示は公式を基準に
計算単位
- 公式の案内
- 1日の約定代金合計(ボックスレート)
- 見るときの注意
- 1注文ごとではない。NISA等は別体系
50万円まで(26歳以上)
- 公式の案内
- 0円
- 見るときの注意
- インターネット経由の現物など対象取引に限る
25歳以下
- 公式の案内
- ボックスレート無料の案内
- 見るときの注意
- 月末最終営業日のナイトタイムは対象外の注記あり
NISA
- 公式の案内
- 日本株・米国株・投信の売買手数料0円
- 見るときの注意
- 制度継続中の案内。開設条件は別途
開設・維持・入出金
- 公式の案内
- 無料の案内
- 見るときの注意
- 取引手数料や情報料などは別途あり得る
| 項目 | 公式の案内 | 見るときの注意 |
|---|---|---|
| 計算単位 | 1日の約定代金合計(ボックスレート) | 1注文ごとではない。NISA等は別体系 |
| 50万円まで(26歳以上) | 0円 | インターネット経由の現物など対象取引に限る |
| 25歳以下 | ボックスレート無料の案内 | 月末最終営業日のナイトタイムは対象外の注記あり |
| NISA | 日本株・米国株・投信の売買手数料0円 | 制度継続中の案内。開設条件は別途 |
| 開設・維持・入出金 | 無料の案内 | 取引手数料や情報料などは別途あり得る |
別体系になる取引と損失の注意
一日信用取引、NISA口座でのお取引、単元未満株の売却、立会外分売での買付、電話でのお取引などは、ボックスレートとは別の手数料体系との案内です。上場有価証券等の売買は、元本および利益が保証されたものではありません。株価の変動や発行者の信用状況の悪化などにより損失が生じることがあります。信用取引では、損失が預託した保証金の額を上回るおそれがあります。契約締結前交付書面と約款をよく読み、最終判断はご自身の責任で行ってください。この記事は特定の取引を勧めるものではありません。
条件の最新表示を公式で確かめるときは、次から移動できます。
登録前に契約締結前交付書面を確認
向いている人・向いていない人
メリット
- +スマホで日本株の現物から始め、1日の約定合計のイメージが比較的小さめの人
- +手数料を1注文ごとではなく、1日の合計で読みたい人
- +25歳以下でボックスレート無料の条件を確認したい人
- +NISAの日本株・米国株・投信の売買手数料を公式で揃えたい人
デメリット・注意点
- -1日の約定合計が大きく、他社の料率体系の方が合いそうな人
- -クレカ積立や特定のポイント経済圏連携が比較の主軸になる人
- -幅広い投資信託の品揃えだけで口座を決めたい人
- -株価変動で損失が出る前提を、まだ自分の言葉で説明できない人
よくある質問
よくある質問
Q50万円まで無料は、1回の注文が50万円までという意味?
A公式のボックスレートは、1日の約定代金合計で手数料が決まる案内です。1回の注文額だけで見るのではなく、その日に約定した合計の見方を基準にしてください。対象外の取引(NISAなど)は別体系です。
QNISAならボックスレートはどうなる?
ANISA口座でのお取引は別の手数料体系との案内です。公式では、NISAの日本株・米国株・投資信託の売買手数料が0円(制度が続く限り)との説明があります。詳細は公式のNISA手数料ページを基準にしてください。
Q口座開設だけで取引できる?
A開設手続きのあとに入金し、取引暗証番号などを設定してから取引を始める流れです。eKYCの有無で、パスワード等の受け取り方が変わるとの注記があります。手順は公式の口座開設案内を確認してください。
Qこの記事は取引を勧めてる?
A勧めていません。1日の約定代金で手数料を読む手順と、松井証券の公式条件の確認先を示すだけです。申込と取引の最終判断はご自身で行ってください。
運営は松井証券株式会社です。金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第164号。加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会(2026年8月8日確認)。登録前に公式の重要事項と契約締結前交付書面を確認してください。
1日の約定代金で手数料を読めそうなら、公式の手数料表とリスク表示を一度通して見るのが次の一手です。
公式の手数料とリスク表示を確認




