入金サイトが長いと、材料費と外注費の支払日が先に来ます。銀行は審査のあいだに間に合わないことがあります。この記事は、法人が売掛を売却する前に、今の申込ページが受け付ける相手と、同じ債権を二度売らない線を置く手順です。借り入れを勧めるものではありません。売却には手数料が乗ります。
支払日が来ても売掛はまだ口座にない
検索では「即日でいくら」だけが先に出やすいですが、先に立つのは支払日です。入金を待てるなら、手数料を払って売る必要はありません。
手元が薄くなる場面
仕入と外注は締めを待ってくれない
仕事を進めるほど支出が先に立ち、売上の着金は請求サイトのあとにずれます
給与と社会保険は日付が固定されやすい
売掛の入金日とは別カレンダーで動くので、口座が空くタイミングがずれます
建設や運送はサイトが長くなりやすい
完成や納品のあとも、元請けや荷主の支払条件で着金が後ろに倒れます
銀行は来週の支払いに間に合うとは限らない
決算や借入状況の確認が入ると、手元が空く日と審査がすれ違います
待てないのは「現金がない」ではなく、「確定した売掛はあるが入金日が遅い」ときです。その場合でも、相手と金額の下限が申込ページと合っているかが先です。
申込が通るのは法人と50万円以上か
株式会社No.1の売掛買取は、申込ページ(media.no1service.co.jp・2026年8月20日確認)で法人のみ受け付けています。個人事業主の申込は、現在受け付けていない、とフォームに書かれています。
フォームが先に止めている点
区分は法人だけ
個人事業主向けの売掛買取と混ぜると、申込時点で止まります。屋号だけの事業も対象外です
50万円以上の確定売掛が必須
チェック項目として、50万円以上の確定売掛金を保有している、とあります。見込みや未請求では足りません
買取の幅は50万円から3億円
3億円以上は相談、と公式にあります。少額の請求書だけなら、このページの対象ではありません
希望額も50万円から選ぶ
希望金額の選択肢は50万円〜100万円から始まります。下限未満を前提にした相談には向きません
個人事業主の受付はページで食い違う
コーポレートの一般フォームには個人事業主の選択肢があります。この記事から進む申込ページは、現在個人事業主を受け付けていません。進む先の表示を基準にしてください。
法人で、50万円以上の確定売掛があるなら、次に見るのは「その債権をすでに他社へ渡していないか」です。
同じ売掛を二度売っていないか
他社で一部だけ買い取ってもらっている場合、残りの債権を別会社へ出す話が出ます。公式FAQは、同じ売掛債権を複数の会社へ売却する行為を二重譲渡とし、避けてください、としています。
持ち込む前に契約書で見る点
今使っている債権と別の売掛か
公式は、現在利用している債権とは別の新しい売掛債権を持ち込むか、精算が終わってから申し込む、としています
都度契約か包括契約か
2社間の都度契約なら、次の債権を持ち込まなければ終了しやすい、とのFAQです。包括契約は解除条件を契約書で見てください
解約の連絡が要るか
都度契約なら解約の申し出は不要なことが多い、としています。長期契約のときは契約書の期間と解除を確認します
他社の見積を見せて条件を聞くか
他社の見積書や買取条件を提示すると、条件の提案につながる、とのFAQです。安くなる保証ではありません
同じ請求書を二社へ出さない
買い取ってもらった資金で、同じ債権の他社分を返す使い方も、公式は避けてください、としています。乗り換えは別の債権か、精算後です。
入金を待てるなら待った方が、手数料分は残ります。待てず、法人で下限も足り、二重譲渡にも当たらないなら、手数料の幅を公式で見る段階です。
手数料の幅を見て売るなら株式会社No.1
株式会社No.1は、東京都豊島区東池袋のHareza Tower 20Fを本社とする売掛債権の買取です。名古屋と福岡にも支社があります。設立は2016年1月7日、資本金は8,000万円です。公式サイト(no1service.co.jp・2026年8月20日確認)では、売掛金を完全に買い取る売買契約であり、借り入れにはならない、と説明しています。
公式に出ている買い方
最短30分で振込
スピード審査・スピード契約、としています。2回目以降はさらに早くなる、との記載です。書類と審査次第です
手数料は0.5%から15%
申込ページは、手数料以外の費用は発生しません、と書いています。自分の率は審査後の提示です
オンライン契約ができる
全国対応で電子契約が可能、来店と郵送は不要、との記載です。電話や対面の相談も案内されています
毎月の継続利用ができる
調達後も継続的に利用可能、と公式にあります。初回だけで終わる前提ではありません
2社間と3社間の両方がある
2社間は利用者と会社、3社間は取引先も入ります。2社間なら売掛先に知られずに調達できる、との説明です
審査と書類の公式表示
審査通過率は95%以上
申込ページは2026年4月現在、サービスページは2026年5月現在と時点を付けています。通過を約束する数字ではありません
審査で見るのは取引先
申込後は対象債権の詳細を聞き、取引先企業を審査する、と流れにあります。自社の決算だけで決まる融資とは軸が違います
審査時の書類は4点
公式コラムは、通帳コピー(3カ月分)、直近の決算書、請求書、発注書または納品書、としています
保証人と担保は不要
公式FAQは、代表者個人の保証や連帯保証人は必要ない、としています。メリット欄では担保や保証人が不要、とあります
償還請求権なし
売掛先が倒産しても、倒産リスクを含めて買い取るノンリコースで、返済義務は発生しない、とのFAQです
0.5%と30分は下限と最短
0.5%は下限の表示です。見積を見るまで自分の率は分かりません。最短30分も、書類が揃い審査が通った場合の最短です。買取を約束するものではありません。
法人で下限を満たし、持ち込む債権が他社と重なっていないなら、公式の申込で条件を聞くのが早いです。
2社間と3社間の違いは
同じ会社でも、取引先に知らせるかどうかで契約の形が分かれます。公式の契約ステップは、両方を注記しています。
公式の契約注記と、公式コラムの一般説明(2026年8月20日確認)。個別の率は見積が基準
契約の相手
- 2社間
- 利用者と買取会社
- 3社間
- 利用者・買取会社・取引先
取引先への通知
- 2社間
- 不要。知られずに調達できるとの公式説明
- 3社間
- 承諾が必要
速さの向き
- 2社間
- 通知手続きがない分、短くなりやすい
- 3社間
- 承諾のやりとりで長くなりやすい
手数料の一般的な傾向
- 2社間
- 未回収リスクが乗り、高めになりやすい
- 3社間
- 承諾がある分、低めになりやすい
| 項目 | 2社間 | 3社間 |
|---|---|---|
| 契約の相手 | 利用者と買取会社 | 利用者・買取会社・取引先 |
| 取引先への通知 | 不要。知られずに調達できるとの公式説明 | 承諾が必要 |
| 速さの向き | 通知手続きがない分、短くなりやすい | 承諾のやりとりで長くなりやすい |
| 手数料の一般的な傾向 | 未回収リスクが乗り、高めになりやすい | 承諾がある分、低めになりやすい |
手数料の幅は契約形態で分かれていない
申込ページの表示は0.5%から15%の一帯です。2社間と3社間で公式が別の下限を出しているわけではありません。提示額を基準にしてください。
公式FAQでは、赤字決算でも問題ない、税金滞納は優先債権がなければ利用できる、としています。優先債権がある場合は相談、です。審査の結果は見積が基準です。
売掛買取が合う法人と合わない法人
向いている法人
- +50万円以上の確定売掛があり、支払日が先に来る法人
- +売掛先に資金繰りを見せたくない法人(2社間)
- +他社の都度契約を使っていて、別の新しい債権で条件を見たい法人
- +保証人を用意せず、売買契約として現金化したい法人
向いていない相手
- -個人事業主(この申込ページは現在受付停止)
- -確定売掛が50万円未満の法人
- -入金を待てて、手数料を払いたくない法人
- -同じ請求書を他社へ既に渡している法人(精算前の持ち込み)
- -0.5%が自分に出ると決めている人(見積次第)
相談から口座着金までの流れ
公式サイトで進む4段階
- 1
相談と申込から審査へ
電話、メール、FAXで申し込めます。対象債権の詳細を伝え、取引先の審査に入ります。受付は平日9:00から19:00(土日祝休)です
- 2
書類をそろえて最終確認する
通帳3カ月分、直近の決算書、請求書、発注書または納品書を用意し、ヒアリングと最終確認を受けます
- 3
2社間か3社間で契約する
2社間は利用者と会社、3社間は取引先も入ります。電子契約が可能です
- 4
指定口座へ振り込まれる
契約完了後、迅速に振り込む、としています。最短30分は条件付きです
よくある質問
Q個人事業主でも申し込めますか
Aこの記事から進む申込ページは、現在個人事業主の申込を受け付けていません。法人で、50万円以上の確定売掛があることが前提です(2026年8月20日確認)。
Q他社のファクタリングから乗り換えできますか
A公式FAQでは可能です。同じ売掛債権を複数社へ売る二重譲渡は避け、別の新しい債権か、精算完了後に申し込みます。
Q手数料は0.5%になりますか
A公式の表示は0.5%から15%です。自分に適用される率は審査後の提示です。下限が必ず出る、という記載はありません。
Q入金まで本当に30分ですか
A公式は最短30分で振込、としています。書類が揃い審査が通った場合の最短です。2回目以降はさらに早くなる、との記載もあります。
Q取引先に利用が知られますか
A2社間なら売掛先に知られずに調達できる、と公式にあります。3社間は取引先の承諾が必要です。どちらで契約するかは審査と相談のあとです。
支払日が先に来るのに、確定した売掛だけが残っているときは、下限と二重譲渡を切ってから見積を見る方が戻りが少ないです。法人で条件が合うなら、公式の申込で一度確かめてください。




