会社を始めたばかり、または支店やサテライトを増やしたいとき、「とりあえず普通の賃貸を借りる」は決断が重いです。人数がまだ読めない、家具や回線をそろえる時間がない、敷金・礼金と原状回復が先に来る。この記事は、居抜きの賃貸を契約する前に自分で切り分ける手順と、リージャスのレンタルオフィス・コワーキングを空室と費用から確認する見方を整理します。
なぜ普通の賃貸が重く感じるのか
やりたいのは働く場所を確保することなのに、初期費用と契約の硬さが本体になりやすいです。
賃貸オフィスで迷いやすいこと
人数が増減する前提なのに坪数で固定する
採用や案件の波があるほど、広すぎ/狭すぎのどちらも損に見えやすい
敷金・礼金・原状回復が先に来る
開業直後は現金の見通しが立ちにくく、比較表だけが増える
家具・回線・清掃を自前で揃える工数
部屋代以外に調達と運用が乗る。本業の立ち上げと同時だと止まりやすい
短期で試したいのに契約が長い
支店の試験運用やプロジェクトルームだと、長い定期借家が重荷になることがある
先に決めるべきなのは「いちばん立派な住所」より、何人分か・何ヶ月分か・設備をどこまで自前にするかです。
借りる前に自分で埋めること
空室問い合わせや内覧の前に、次を自分で書いてください。
契約前に書き出すこと
- 1
常駐する人数の上限と下限を書く
例: いま2名、半年後に最大5名。幅があるなら、固定坪数より人数単位で借りられる形を先に見る
- 2
必要な期間を「試す」か「定着」かに分ける
3〜6ヶ月の試験運用なら短期契約が合うことが多い。何年も同じ場所に置く見込みなら賃貸比較も並行する
- 3
個室が要るか、席だけで足りるかを決める
機密や来客が多いなら個室寄り。作業席とラウンジで足りるならコワーキング寄り
- 4
住所掲載・郵便・受付が必須かを決める
名刺やWebに載せたい住所、郵便の受け取り、来客対応の有無で必要なサービスが変わる
- 5
初期費用に回せる上限を決める
敷金礼金と家具調達を含めた総額の上限がないと、見積比較が終わらない
書き出せたら次に見ること
人数の幅・試用期間・個室か席か・住所の扱いが揃うと、「普通の賃貸」か「人数分だけ借りるオフィス」かの分岐がはっきりします。
人数と期間が動くなら リージャス
リージャスは、日本リージャス株式会社が展開するフレキシブルオフィスです。人数や期間がまだ動く段階で、空室と費用を問い合わせて確かめる用途と相性がよいです。公式サイト(regus-office.jp・2026年8月6日確認)の要点は次のとおりです。
リージャスで確認したいこと
国内215拠点以上、一等地のビルに展開
公式では国内最多クラスの215拠点以上、世界では120ヵ国以上・4,600拠点以上との表示です。駅前やシンボルタワーなどハイグレードビルが多い案内です。
1名から100名超まで、個室と席で選べる
プライベートオフィス(個室)、シェアオフィス(デスク単位)、コワーキング(メンバーシップ)、時間貸し会議室などがあります。必要な人数分だけ選ぶ、との説明です。
敷金・礼金不要、家具と回線が揃った案内
プライベートオフィスでは、敷金・礼金不要、短期間の契約も可能との表示があります。利用料には家具、電話/ネット回線、Wi-Fi、カフェ、水道光熱費、清掃などが含まれる案内です(会議室やコピーなどは実費が発生する旨の注記あり)。
用途で4つのブランドを選べる
Signature(高級)、SPACES、リージャス、オープンオフィス。立地と雰囲気の好みで振り分ける前提の案内です。
空室と費用を聞くときの前提
料金は拠点・人数・契約期間で変わる
公式でも料金はセンターや時期により異なると案内されています。掲載の月額は目安で、最終は空室・費用のお問い合わせが基準です。
キャンペーン表示が出ていることがある
公式トップに先着のキャンペーン実施中の表示があります。適用条件は拠点や時期で変わるため、問い合わせ時に確認してください。
バーチャルは住所利用の別ライン
住所・電話番号などを借りるバーチャルオフィスもあります。公式の月額目安はメールボックス・プラス7,900円〜、バーチャルオフィス17,900円〜など(センターにより異なる)。席や個室が必要な段階なら、レンタル/コワーキングを先に見る方が迷いが減ります。
オフィスタイプの目安(公式・2026年8月6日確認)。料金の最終判断は希望拠点への問い合わせを基準にしてください。
公式サイト(regus-office.jp・2026年8月6日確認)。最新の空室と料金は拠点ごとに異なります
プライベートオフィス
- 向く場面
- 個室で集中・来客がある
- 公式の要点
- 1名〜100名超、家具・回線込み、敷金・礼金不要の案内
シェアオフィス
- 向く場面
- 少人数でデスク単位
- 公式の要点
- 個室相当のサービスをデスク単位で契約する案内
コワーキング
- 向く場面
- 席とラウンジで足りる
- 公式の要点
- ビジネスアワーの空きデスク利用などのメンバーシップ
時間貸し会議室
- 向く場面
- 打ち合わせだけ借りたい
- 公式の要点
- 少人数から1時間単位で利用可能との案内
| タイプ | 向く場面 | 公式の要点 |
|---|---|---|
| プライベートオフィス | 個室で集中・来客がある | 1名〜100名超、家具・回線込み、敷金・礼金不要の案内 |
| シェアオフィス | 少人数でデスク単位 | 個室相当のサービスをデスク単位で契約する案内 |
| コワーキング | 席とラウンジで足りる | ビジネスアワーの空きデスク利用などのメンバーシップ |
| 時間貸し会議室 | 打ち合わせだけ借りたい | 少人数から1時間単位で利用可能との案内 |
問い合わせ前に知っておきたいこと
格安の住所貸しだけを探している場合、リージャスは割高に感じることがあります。長期で広い坪数を固定したいなら、普通の賃貸との総額比較も並行してください。空室状況は日々変わるため、Webの一覧だけで契約条件が確定するわけではありません。
人数と期間の幅が残っているうちは、希望エリアの空室と費用を聞いてから内覧する方が安全です。
リージャス向きか、向かないか
向いている人
- +人数や拠点がまだ動く前提で、試験運用のオフィスが欲しい人
- +敷金・礼金や家具調達を抑えて、すぐ席や個室を使いたい人
- +駅前・一等地のビルで来客や名刺住所の印象を揃えたい人
- +個室・デスク・コワーキング・会議室を用途で切り替えたい人
向いていない人
- -月額を最安の住所貸しだけで抑えたい人
- -何年も同じ広いフロアを固定で借りたい人(普通の賃貸比較が先)
- -地方の特定エリアに拠点がなく、通勤圏に合わない人
- -内覧や担当とのやり取りなしで、Webだけで即契約したい人
空室と費用を聞く流れ
問い合わせから内覧までの目安
- 1
エリアとタイプを決める
例: 渋谷で個室2名、または梅田でコワーキング。上で書いた人数・期間・個室要否をそのまま使う
- 2
公式から空室・費用を問い合わせる
Webフォームまたは電話(公式掲載: 0120-965-391、平日9:00-18:00)。キャンペーン適用の有無もここで確認する
- 3
見積と内覧で総額を見る
月額以外に、会議室やコピーの実費、契約期間の条件を揃えて比較する
- 4
合わなければ別拠点か賃貸に戻る
同じブランド内でもビルごとに雰囲気と料金が違うため、1拠点で決め打ちしない
よくある質問
Q敷金・礼金はかかりますか?
Aプライベートオフィスの公式案内では、敷金・礼金不要と表示されています。契約条件の最終確認は希望拠点の見積を基準にしてください。
Q1人でも借りられますか?
A公式では1名から100名超まで選べるとの案内です。1名の個室やデスク単位、コワーキングのメンバーシップなど、タイプで分かれます。
Q法人登記や住所利用だけなら?
Aバーチャルオフィスの案内があり、住所利用や郵便受け取りなどのプランがあります。席や個室が必要な段階なら、レンタルオフィスやコワーキングを先に確認する方が迷いが減ります。
Q料金はいくらからですか?
A拠点・人数・契約期間・タイプで異なります。バーチャルの公式目安はメールボックス・プラス7,900円/月〜などですが、個室やコワーキングは拠点ごとの見積が基準です。空室・費用のお問い合わせで確認してください。
人数と期間のメモが書けたら、希望エリアの空室と費用を聞くのが次の一手です。




