ConoHa Windows(正式名称はConoHa for Windows Server)は、インターネット経由でWindows Serverを使えるVPSサービスです。リモート画面でアプリやOfficeを使う場合は、サーバー料金に利用者人数分の追加ライセンスを足して見積もります。
1人で使う2GB時間課金の例では、RDS SAL込みで月額上限ベース3,916円、Office SALも含めると8,228円(税込)です。 サーバー管理目的だけの接続と、仮想デスクトップとしての利用を分けて、必要な費用を確認します。
ConoHa Windowsの月額はいくら?
まずは、サーバー1台・利用者1人・メモリ2GBの時間課金で計算します。以下はサーバーの月額上限に必要なライセンスを足した例で、追加オプションは含みません。2GBを性能面でおすすめする表ではなく、必要な容量は使うアプリや作業内容によって変わります。
公式サイト(vps.conoha.jp・2026年10月4日確認)。2GB時間課金の月額上限・利用者1人・追加オプションなしの計算例
サーバー管理目的だけの接続(Officeなし)
- サーバー月額上限
- 2,530円
- 追加ライセンス(月額)
- RDS SAL不要
- 合計(税込)
- 2,530円
仮想デスクトップでアプリを使う(Officeなし)
- サーバー月額上限
- 2,530円
- 追加ライセンス(月額)
- RDS SAL 1,386円 × 1人
- 合計(税込)
- 3,916円
仮想デスクトップでOfficeも使う
- サーバー月額上限
- 2,530円
- 追加ライセンス(月額)
- (RDS SAL 1,386円 + Office SAL 4,312円) × 1人
- 合計(税込)
- 8,228円
| 使い方 | サーバー月額上限 | 追加ライセンス(月額) | 合計(税込) |
|---|---|---|---|
| サーバー管理目的だけの接続(Officeなし) | 2,530円 | RDS SAL不要 | 2,530円 |
| 仮想デスクトップでアプリを使う(Officeなし) | 2,530円 | RDS SAL 1,386円 × 1人 | 3,916円 |
| 仮想デスクトップでOfficeも使う | 2,530円 | (RDS SAL 1,386円 + Office SAL 4,312円) × 1人 | 8,228円 |
RDS SALは、サーバー管理目的以外のリモートデスクトップ接続に必要な利用者向けライセンスです。Officeを使う人には、RDS SALに加えてMicrosoft Office SALも必要です。
短期間の利用でもライセンスは月額
サーバー本体は時間課金ですが、ライセンスは月途中の契約でも月額料金が発生します。数日でサーバーを削除しても、ライセンス料金まで日割りや時間割になるわけではありません。
2,530円 + 1,386円 = 3,916円、さらに4,312円を足すと8,228円です。複数人で使う場合は人数分を加算してください。公式は表示価格を税込とし、税の端数処理で表示価格と請求額に差が出ることがあると案内しています。最終金額は申し込み画面で確認してください。
自分の使い方で必要なライセンスと、サーバープランの現在の料金を確認できます。
料金計算例は2026年10月4日時点・税込
RDS SALはどんな使い方で必要?
判断するのはテンプレート名だけでなく、接続して何をするかです。公式サイト(vps.conoha.jp)と公式サポート(support.conoha.jp・いずれも2026年10月4日確認)は、サーバー管理目的以外のリモートデスクトップ接続には利用者人数分のRDS SALが必要と案内しています。
接続目的で確認するライセンス
サーバー管理目的だけで接続する
Windows Serverの設定や保守のための接続で、仮想デスクトップやOfficeとして使わない場合はRDS SAL不要です
リモート画面でアプリやブラウザを使う
仮想デスクトップ用途なので、接続する利用者の人数分のRDS SALが必要です。通常のWindows Serverテンプレートを選んでも、この条件は変わりません
リモート画面でExcelやPowerPointを使う
Officeを使う人数分のOffice SALとRDS SALが必要です。Office用テンプレートを選び、手元のOfficeを持ち込む前提にはしません
公式は用途に合わせたテンプレートを用意しています。Windows ServerのOSライセンスと、利用者向けのRDS SAL・Office SALは別のものです。
公式サイト・公式サポート(2026年10月4日確認)。テンプレートを変えても接続用途に応じたライセンスが必要
Windows Server
- 主な用途
- Webサーバーなどの構築・運用、Hyper-V、Active Directory
- 追加ライセンスの考え方
- サーバー管理目的だけの接続はRDS SAL不要。仮想デスクトップ用途なら利用者人数分のRDS SALが必要
Windows Server for Remote Desktop
- 主な用途
- リモート画面でアプリやブラウザを使う
- 追加ライセンスの考え方
- 利用者人数分のRDS SAL
Windows Server for Remote Desktop + Office
- 主な用途
- リモート画面でOfficeを使う
- 追加ライセンスの考え方
- 利用者人数分のRDS SAL + Office SAL
| テンプレート | 主な用途 | 追加ライセンスの考え方 |
|---|---|---|
| Windows Server | Webサーバーなどの構築・運用、Hyper-V、Active Directory | サーバー管理目的だけの接続はRDS SAL不要。仮想デスクトップ用途なら利用者人数分のRDS SALが必要 |
| Windows Server for Remote Desktop | リモート画面でアプリやブラウザを使う | 利用者人数分のRDS SAL |
| Windows Server for Remote Desktop + Office | リモート画面でOfficeを使う | 利用者人数分のRDS SAL + Office SAL |
Office用テンプレートにはOffice 2021/2024が案内されています。どのバージョンを利用するかは作成時に確認してください。Office SALの料金表には月額4,312円と掲載されています。
同時接続は1サーバーあたり2接続まで
RDS SALを2つ以上契約しても、リモートデスクトップの同時接続上限は2接続です。ライセンスは接続先のサーバー台数ではなく利用者人数で数えます。その月にライセンス数を変更した場合は、月内に指定した最大数が課金対象になります。
時間課金とまとめトクはどう選ぶ?
ConoHa for Windows Serverには、短期間の利用を見積もりやすい時間課金と、長期利用向けのまとめトクがあります。冒頭の3,916円・8,228円は時間課金の月額上限を使った計算で、まとめトクの月あたり表示とは別です。
公式サイト・公式サポート(2026年10月4日確認)。RDS SAL・Office SALはいずれの料金タイプでも別途月額
時間課金
- 支払い方
- サーバー本体を1時間単位で課金。月額上限あり
- 利用期間・終了時の条件
- 最低利用期間なし。課金はサーバー削除時点まで。停止だけでは課金が続く
まとめトク
- 支払い方
- 3・6・12・24・36か月分を一括前払い。月単位の分割払い不可
- 利用期間・終了時の条件
- 契約期間中の途中解約不可。更新しなければ期間終了でサーバー削除
| 料金タイプ | 支払い方 | 利用期間・終了時の条件 |
|---|---|---|
| 時間課金 | サーバー本体を1時間単位で課金。月額上限あり | 最低利用期間なし。課金はサーバー削除時点まで。停止だけでは課金が続く |
| まとめトク | 3・6・12・24・36か月分を一括前払い。月単位の分割払い不可 | 契約期間中の途中解約不可。更新しなければ期間終了でサーバー削除 |
公式トップの「月額1,239円から」は、まとめトクの36か月契約・メモリ1GBの月あたり表示です。時間課金の料金や、RDS SAL・Office SALを含めた総額ではありません。長期契約は、初回と更新時の料金を確認したうえで、利用期間分の前払い額も予算に入れてください。
停止と削除では課金の扱いが違う
公式サポートは、シャットダウンしてもサーバー料金は変わらないと案内しています。時間課金はサーバーの削除で終了しますが、RDS SAL・Office SALはサーバー削除だけでは消えません。不要になったライセンスは別途削除が必要です。削除後のサーバーは復旧できないため、必要なデータは事前に保存してください。
期間が決まっていない場合は、時間課金の月額上限とライセンス代で予算を組むと比較しやすくなります。長く使うと決まっている場合は、まとめトクの前払い額・更新料金と比べて選んでください。
申し込み前に総額を見積もる手順
用途・人数・期間から費用を計算する
- 1
接続の用途を決める
サーバー管理だけなのか、リモート画面でアプリを使うのかを確認します。仮想デスクトップ用途なら通常のWindows ServerテンプレートでもRDS SALが必要です
- 2
利用者人数とOfficeの有無を確認する
仮想デスクトップの利用者人数分のRDS SAL(月額1,386円)を足します。Officeを使う人にはOffice SAL(月額4,312円)も加算します
- 3
アプリに必要なメモリとサーバープランを選ぶ
2GBはこの記事の料金計算例です。使うアプリの要件や作業内容に合わせて、必要なメモリとCPUを確認してください
- 4
料金タイプを選んで合計する
時間課金はサーバー月額上限と月額ライセンスを合計します。まとめトクはサーバーの一括前払い額と別途毎月のライセンス代を分けて見積もります
- 5
申し込み画面で契約内容を確認する
利用者人数、Office用テンプレート、追加オプション、初回・更新料金を確認します。ライセンスは月途中の契約でも月額が発生する点を予算に含めてください
どんな人に向いている?
メリット
- +Windows専用アプリをリモート画面で使い、RDS SAL込みで予算を組める
- +Office用テンプレートと2種類のSALを契約して、リモートでOfficeを使いたい
- +期間が決まっておらず、時間課金でサーバーを試したい
- +Hyper-VやActive DirectoryなどWindows Serverの機能を使いたい
デメリット・注意点
- -サーバー料金だけでアプリやOfficeを使えるプランを探している
- -短期間なら追加ライセンスも時間課金になると考えている
- -1台のサーバーに3人以上で同時にリモートデスクトップ接続したい
- -利用期間が未定でも、長期契約の途中解約を前提にしている
よくある質問
QConoHa Windowsの料金はRDS SAL込みでいくらですか?
A利用者1人・2GB時間課金・追加オプションなしの計算例では、サーバー月額上限2,530円にRDS SAL 1,386円を足して3,916円(税込)です。Officeも使う場合はOffice SAL 4,312円を加え、8,228円(税込)になります。2026年10月4日時点の例で、2GBを性能面で推奨するものではありません。
Q通常のWindows ServerテンプレートならRDS SALは不要ですか?
Aテンプレート名だけでは決まりません。サーバー管理目的だけの接続はRDS SAL不要ですが、通常のWindows Serverテンプレートでも、アプリやブラウザを仮想デスクトップとして使う場合は利用者人数分のRDS SALが必要です。Officeを使う人にはOffice SALも必要になります。
Qライセンスは数日だけ使えば日割りになりますか?
A公式サポートは、月途中の契約でもライセンスの月額料金が発生すると案内しています。サーバー本体が時間課金でも、RDS SAL・Office SALは時間課金や日割りとして見積もれません。サーバーを削除してもライセンスは残るため、不要になったら別途削除してください。
Q最低利用期間はありますか?
Aサーバーの時間課金には最低利用期間がありません。まとめトクは3・6・12・24・36か月の契約期間を選び、利用期間分を一括前払いします。まとめトクの契約期間中は途中解約できません。
Qサーバーの電源を止めれば課金も止まりますか?
Aシャットダウンしてもサーバー料金は変わりません。時間課金はサーバー削除時点まで課金されます。RDS SAL・Office SALはサーバー削除とは別に管理する必要があり、その月のライセンス料金は発生します。まとめトクは契約期間中の途中解約ができません。
QOfficeはどのバージョンが使えますか?
A公式サイトでは、Windows Server for Remote Desktop + OfficeのテンプレートにOffice 2021/2024が案内されています。作成時にバージョンを確認してください。利用者人数分のOffice SAL(月額4,312円)とRDS SAL(月額1,386円)の両方が必要です。料金は2026年10月4日時点・税込です。
QRDS SALを増やせば3人以上で同時に接続できますか?
A公式サイトによると、RDS SALを2つ以上契約しても、リモートデスクトップの同時接続上限は1サーバーあたり2接続です。ライセンスの必要数は利用者人数で数え、接続先のサーバー数には制限がありません。
サーバー管理だけで使うのか、アプリやOfficeをリモートで使うのかを決めると、必要なライセンスが分かります。人数分のライセンス代と、時間課金の上限または長期契約の前払い額を確認してから申し込んでください。
プランや料金は変わることがあるため、最後に公式の申し込み画面で自分の契約内容と総額を確認できます。
サーバー料金に用途別・人数分のライセンスを加算




