インターリンクの固定IPは、使う回線と場所で候補が変わります。自宅や会社のフレッツ回線で使うZOOT NEXT・ZOOT NATIVEと、今のネット環境にVPN接続を追加するマイIPでは、料金だけでなく接続方法も異なります。
この記事ではZOOT NEXTを中心に、固定IP1個の料金、必要機器、無料体験の期限を比べます。接続元IPの許可リストに登録したいのか、自宅サーバーを外部へ公開したいのかも、申し込み前に確認してください。料金・仕様は公式サイト(interlink.or.jp・2026年10月6日確認)を基にしています。
使う回線と場所でNEXT・NATIVE・マイIPを比べる
自宅や会社の回線から固定IPを使うなら、フレッツ接続のNEXTやNATIVEを確認します。外出先のPCなど、利用場所を変えながら同じ固定IPでアクセスしたい場合は、端末からVPN接続するマイIPが候補です。
固定IP1個の料金を比較(公式サイト・2026年10月6日確認)。NEXT・NATIVEは回線料別、マイIPは今のネット料金別
ZOOT NEXT
- 固定IP1個の月額(税込)
- 1,320円(ファミリー・マンション)
- 使う回線・場所と接続方法
- 自宅・会社の対応フレッツ回線からPPPoE接続。光クロス非対応
ZOOT NATIVE IPv4固定IP1個
- 固定IP1個の月額(税込)
- 2,200円
- 使う回線・場所と接続方法
- フレッツ回線からIPoE・IPIP方式で接続。光クロスを使う場合も確認する候補
マイIP
- 固定IP1個の月額(税込)
- 1,100円
- 使う回線・場所と接続方法
- 今のネット環境からPC・モバイル端末でVPN接続。フレッツ以外や外出先も候補
| サービス | 固定IP1個の月額(税込) | 使う回線・場所と接続方法 |
|---|---|---|
| ZOOT NEXT | 1,320円(ファミリー・マンション) | 自宅・会社の対応フレッツ回線からPPPoE接続。光クロス非対応 |
| ZOOT NATIVE IPv4固定IP1個 | 2,200円 | フレッツ回線からIPoE・IPIP方式で接続。光クロスを使う場合も確認する候補 |
| マイIP | 1,100円 | 今のネット環境からPC・モバイル端末でVPN接続。フレッツ以外や外出先も候補 |
用途に合わせて確認すること
会社の許可リストに登録したい
固定IPを接続元として許可する仕組みか、会社指定のVPNが必要かを担当者に確認します。利用する接続方式と端末VPNの併用が許可されているかも相談してください。
自宅サーバーを外部へ公開したい
回線から使う固定IPと、ルーターの転送設定・ファイアウォール設定を確認します。端末をVPNへつなぐ用途とは、必要な構成が異なります。
フレッツ以外や外出先で使いたい
今のネット接続にマイIPを追加する方法が候補です。端末のOS・VPN方式に加え、利用場所のネットワークで接続できるかを試します。
固定IPを契約するだけで会社のアクセス制限を通過できるとは限りません。登録するIP、接続方法、利用許可を確認してからサービスを選びましょう。
接続方式と必要機器を確認する
ZOOT NEXTはPPPoE接続、IP1はWAN側に付与
ZOOT NEXT for フレッツ光は、IPv4のPPPoE接続サービスです。固定IP1個(IP1)はルーターのWAN側、つまりインターネットにつながる側に付与されます。IP1は「使える端末が1台だけ」という意味ではありません。
NEXTで使うIP数とルーター
IP1はONUとブロードバンドルーター
PPPoEの接続情報をルーターに設定します。家庭内の端末はルーターを介して接続し、サーバー公開などの設定は用途に合わせて確認します。
IP2・IP4は別の機器条件がある
公式ではONUとYAMAHA製の動作確認済みルーターを案内しています。ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスでIPを消費しない設定が必要です。
IP8以上は3個分を除いて使う
IP Unnumbered設定に対応したルーターが必要です。ネットワーク・ルーター・ブロードキャストの各アドレスで3個消費するため、IP8で利用可能なのは5個です。
既存プロバイダを残したい場合、公式ではフレッツのマルチセッションによる併用を案内しています。回線の同時接続数とルーター設定を確認してください。NEXTの逆引きホスト名は無料で任意の名前へ変更できますが、IPアドレスはインターリンク名義で、権限委譲は行われません。
NATIVE固定IP版はIPIP対応ルーターが必要
ZOOT NATIVEのIPv4固定IP1個プランは、IPIP方式で通信します。通常のNATIVEが使うDS-Lite方式とは異なるため、「NATIVE対応ルーターなら固定IP版でも使える」とは判断できません。
固定IP版にはIPv4 over IPv6のIPIP方式に対応したルーターが必要です。NTT東日本・西日本のホームゲートウェイ(HGW)では利用できません。光クロスで固定IPを使いたい場合も、固定IP版の対応機器を確認してください。
マイIPは端末からVPN接続する
マイIPは、インターネット接続そのものを提供するサービスではありません。今のネット環境からPCやモバイル端末をインターリンクのVPNサーバーへつなぎ、固定IPを使います。ネット接続の料金は別途必要です。
端末のOSと対応するVPN方式を確認してください。利用場所のネットワーク構成によっては接続できない場合があり、速度も利用中の回線やVPNサーバーの状況に左右されます。無料体験で、実際に使う場所・端末から必要なサービスへ接続できるかを確認しましょう。
ZOOT NEXTの固定IP料金と回線料
NEXTの固定IP1個は、ファミリー・マンションタイプで月額1,320円(税込)です。月額1,100円(税込)のNEXTは固定IPなしの料金で、固定IP1個の料金ではありません。NATIVEも、月額1,100円(税込)の通常版と2,200円(税込)の固定IPv4版を区別してください。
NEXTの月額は回線タイプとIP数で異なります。下の表はプロバイダ料金で、NTTフレッツ回線の利用料は別途かかります(公式料金ページ・2026年10月6日確認)。
公式料金ページの一部抜粋。ビジネス・プライオ10やIP16以上は公式の最新表を確認
固定IP1個
- ファミリー・マンション(税込)
- 1,320円
- プライオ1(税込)
- 3,300円
固定IP2個
- ファミリー・マンション(税込)
- 2,420円
- プライオ1(税込)
- 4,400円
固定IP4個
- ファミリー・マンション(税込)
- 3,520円
- プライオ1(税込)
- 5,500円
固定IP8個
- ファミリー・マンション(税込)
- 5,720円
- プライオ1(税込)
- 7,700円
| プラン | ファミリー・マンション(税込) | プライオ1(税込) |
|---|---|---|
| 固定IP1個 | 1,320円 | 3,300円 |
| 固定IP2個 | 2,420円 | 4,400円 |
| 固定IP4個 | 3,520円 | 5,500円 |
| 固定IP8個 | 5,720円 | 7,700円 |
NEXTは光クロスに非対応
フレッツ 光クロス(10Gbps)ではZOOT NEXTを利用できません。公式ではZOOT NATIVEを案内しています。固定IPが必要なら、通常版ではなくIPv4固定IP1個プランの料金とIPIP対応機器を確認してください。
対応フレッツ回線でZOOT NEXTを使いたい方は、回線タイプに合う料金と無料体験の対象範囲を確認してください。以下の申込案内はZOOT NEXTです。
無料体験はいつまで?開始日と退会期限を見る
NEXT・NATIVE・マイIPはいずれも、サービス開始日から翌月末日までの無料体験が案内されています。「最大2ヶ月」は、いつ始めても丸2ヶ月使えるという意味ではありません(公式無料体験ページ・2026年10月6日確認)。
たとえば、サービス開始日が2026年10月6日なら、無料体験は2026年11月30日までです。継続しない場合は、その期間内にマイメニューから退会手続きを行います。手続きをせず継続すると、無料体験終了後は有料利用になります。
NEXTの開始日と無料になる範囲
開始日は支払い方法で変わる
フレッツ申請代行を使わない場合、クレジットカード払いではオンラインサインアップ日、NTT支払い・口座振替の新規登録では支払い手続き完了日が開始日です。申請代行を使う場合は初回接続日となります。
無料になるのはプロバイダ料金
NEXTの無料体験にNTTフレッツ回線料は含まれません。初期費用・最低利用期間・違約金なしと案内されていますが、回線側の契約条件は別途確認してください。
継続しないなら期間内に退会
申し込み時に実際の開始日と終了日を確認し、期限を控えておきましょう。マイメニューで退会手続きを行い、完了したことを確認してください。
電話サポートはありません
インターリンクは電話サポートを用意しておらず、セルフサポートを前提としています。無料体験中に、接続設定、実際の用途での動作、困ったときのサポート情報まで確認してください。
ZOOT NEXTが向いている人・向いていない人
ここからの向き不向きは、フレッツ接続のZOOT NEXTを対象にしています。
NEXTが向いている人
- +対応するフレッツ光が開通済みで、PPPoE接続の固定IPを使いたい人
- +回線とルーターの条件を確認し、既存プロバイダと併用したい人
- +自分で設定を行い、実際の用途で試してから継続するか決めたい人
NEXTが向いていない人
- -光クロスを使っている人(NATIVE固定IP版の対応機器を確認)
- -フレッツ以外や外出先の端末から使いたい人(マイIPなどのVPN方式を確認)
- -電話で設定サポートを受けながら利用したい人
ZOOT NEXTの申込から体験終了まで
NEXTを試すときの流れ
- 1
回線と用途を確認する
フレッツの対応タイプ、接続元IPの許可リストかサーバー公開かを確認します。会社用途は担当者に接続方式と利用許可を相談してください。
- 2
固定IP数と必要機器を決める
IP1はWAN側に付与されます。複数IPが必要なら、IP2・IP4の機器条件やIP8以上で3個分消費する点も確認します。
- 3
オンラインで申し込み、期限を控える
固定IP付きのプランを選びます。支払い方法などで開始日が変わるため、実際の開始日と翌月末の無料体験終了日を確認してください。
- 4
接続情報を設定し、用途に合うか試す
ルーターへPPPoE接続情報を設定します。既存プロバイダと併用する場合は、マルチセッションと接続経路も確認します。
- 5
継続しない場合は期間内に退会する
無料体験期間内にマイメニューで手続きし、退会が完了したことを確認します。継続する場合は無料体験終了後の料金も確認してください。
よくある質問
QZOOT NEXTは月額1,100円で固定IPを使えますか
Aいいえ。ファミリー・マンションタイプの月額1,100円(税込)は固定IPなしの料金です。固定IP1個は月額1,320円(税込)で、フレッツ回線料は別途必要です(2026年10月6日確認)。
Qフレッツ 光クロスでZOOT NEXTを使えますか
AZOOT NEXTは光クロス(10Gbps)に非対応です。公式ではZOOT NATIVEを案内しています。固定IPが必要な場合は、IPv4固定IP1個プランとIPIP方式の対応ルーターを確認してください。
QNATIVE通常版のルーターは固定IP版でも使えますか
A通常版のDS-Liteに対応しているだけでは判断できません。固定IPv4版にはIPIP方式対応ルーターが必要で、NTT東日本・西日本のホームゲートウェイでは利用できません。利用中の機種が固定IP版に対応するか確認してください。
Qフレッツ以外の回線や外出先で固定IPを使うには
A今のネット環境から端末でVPN接続するマイIPが候補です。固定IP1個で月額1,100円(税込)、ネット接続料金は別です。OS・VPN方式・利用場所によって接続できない場合があるため、無料体験で確認してください(2026年10月6日確認)。
QNEXTのIP1は端末1台だけという意味ですか
Aいいえ。固定IP1個がルーターのWAN側に付与されるという意味です。端末数の上限を1台と定めた表記ではありません。家庭内の接続やサーバー公開は、ルーターと用途に応じた設定を確認してください。
QNEXTのIP8は8個すべて使えますか
A使えません。IP8以上はネットワーク・ルーター・ブロードキャストの各アドレスで3個消費するため、IP8で利用可能なのは5個です。IP Unnumbered設定に対応したルーターも必要です。IP2・IP4は別の機器・設定条件があります。
Q無料体験はいつまでで、どう退会しますか
Aサービス開始日から翌月末日までです。たとえば2026年10月6日開始なら11月30日までで、継続しない場合は期間内にマイメニューから退会します。開始日は支払い方法などで変わります。NEXTの無料体験はプロバイダ料金のみで、フレッツ回線料は対象外です。
Q会社のアクセス制限には固定IPだけで対応できますか
A固定IPだけで接続を保証することはできません。接続元IPの登録が必要なのか、会社指定のVPNや別の認証が必要なのかを担当者に確認してください。利用するサービスの接続方式やVPN併用の許可も相談しましょう。
対応フレッツ回線があり、PPPoE接続の固定IPを使うなら、ZOOT NEXTの料金と必要機器、実際の無料体験終了日を確認しましょう。このページの申込案内はZOOT NEXTです。NATIVEやマイIPは、本文で比較した回線・機器・端末の条件に合わせて選んでください。




